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「小さい子供がいるなら除草剤は当然使わないでしょう」
そう思っていた時期が私にもありました。
庭の一部に除草剤を使うことにした理由
現状整理

これは以前も出しましたが、敷地全体を表現した図になります。

この図の通り、南側に大きく開けている土地になりますが、現時点で草原のようになっています。
ここは解体業者に依頼して一旦更地にしてもらいます。
イメージとしては学校のグラウンドのように整備する予定です。見積もりも終わり、9月ごろには開始予定です。金額はいつも通り別枠で提示します。
ただ、母屋の西側と北側は幅が細く、機械が入らないため自分で対応するしかありません。
引っ越して以来、子供が一度も足を踏み入れていない場所とはいえ、当初は小さな子供がいるため除草剤は避けていました。
しかし、1か月前に根元まで刈った雑草が、今では背丈以上に成長…。手作業では限界を感じ、除草剤を使う決断をしました。
記事執筆が8月15日、除草剤散布も同日になります。写真も同日です。






今回使用した除草剤と噴霧器
サンフーロンを選んだ理由と量
選んだのはサンフーロン。ホームセンターで買いました。確か4000円弱だった気がします。
元々は生えている木に原液注入して枯らせるために購入しましたが、生活上必須ではないため当然の如く後回にしていました。
今回は2リットル入りを購入しましたが、正直ここまでの量は不要だったかもしれません。有効期限は2028年までありますが、使い切れるかは分かりません。当時は必要量の見当がつかず、多めに用意しました。
ラウンドアップとの違い(RTUと原液)
除草剤を調べると必ず出てくるのがラウンドアップ。サンフーロンは、そのラウンドアップのジェネリック版にあたります。
効果に関しては殆ど変わらないようなので(情報源YouTube)。
注意点として、Amazonでラウンドアップと検索すると2L・約3,700円が1番に出てきますが、これに関してはシャワータイプ=希釈済み(RTU)で、そのまま使えますが濃縮ではありません。
一方、私が購入したサンフーロン(2L・約3,700円)は原液で、自分で希釈して使用します。
KOSHIN HS-401ETを選んだ理由
- マキタのバッテリー持っているからマキタか?
- 高杉!!!!
- Amazonの安いバッテリー式か?
- 除草剤散布は多くても月1回程度なので、毎回バッテリーを充電するのは面倒
- 安物のバッテリーを暑い中置いておくのも怖いな
- 正直今後も噴霧器を使うかはわからんな。ジョウロか?
- ジョウロだと広さに対して作れる量が少ないな
- 安物でたくさんの人が買ってるやつかな
- KOSHINになりました
結果、手動加圧式を選びました。Amazonで約1,900円(延長ホース付き)と安く、頻繁に使うものではないため「1年持てば十分」という感覚でしたが、この価格ならコスパは非常に良いです。
実際に使ってみた感想と使い方
延長ホースのありがたみ(便利さと弱点)
上の写真を見てほしい。全部を写しているわけではないですが、ここ以外にも草むらがもっと生い茂っている場所もあります。
短い除草剤の場合、草むらの中に入ってまで散布しないといけません。
その点、延長ホース付きモデルは、背の高い雑草でも草むらに入らず散布できるのが最大の利点です。胸や腰の高さまで伸びた草でも、離れた位置から狙えるため、虫の侵入や除草剤の付着を避けられます。腰をかがめる必要がないので、長時間作業でも体がラクです。
また、草の中に足を踏み入れる回数が減るので、作業後の靴や服の汚れも軽減されます。
ただし、欠点もありました。やり方の問題かもしれませんが、加圧を強めすぎると延長ホースの接続部(回してロックする部分)が徐々に緩んできて、そこから液がポタポタ漏れてきます。
今回は約15分の散布時間で確か2回締め直す必要がありました。
除草剤が漏れた部分を触って閉め直しをしないといけないため心理的に嫌な感じ。
対策としては、作業前に接続部をしっかり締めておくこと、加圧をやや控えめにすることが有効だと思います。それでもこの価格なら十分許容できるレベルです。
希釈と準備、散布まで
希釈
今回は100倍希釈で使用。サンフーロン30mlに水3Lを加えました。
サンフーロンの裏側にも使い方の説明が記載していましたが、私のイメージでは◯倍みたいな描き方しているかと思ったらそんなこともなく。
説明書見ても結局何倍で希釈すればいいかわからなかったのでとりあえず100倍にしました。
余っていたメモリ付き計量カップを除草剤専用にして、計量から注入までスムーズに作業できました。
計量カップがない人は買っておいたほうがいいと思いますが、最悪500mlのペットボトルでいいと思います。
30mlの方は、サンフーロンの蓋が30ml測れるようになっていたのでそれで代用できます。
加圧
説明書には「10〜15プッシュ」とありましたが、最初は加減が分からず重くなるまで加圧した結果、圧が高すぎて液が漏れました。
実際にはやりながら最適な圧を見つけるのが良さそうです。今回は加圧後15分ほどで3L全てを散布できました。
便利だったロック機構(メリットと注意点)
Amazonの購入画面ではわからなかったのですが、レバーを引き続けなくても散布できるロック機構が付いており、一度ロックしてしまえば腕を振るだけで除草剤を均一に散布できます。長時間握り続ける必要がないので、手や指の疲れが大幅に軽減されました。
ただし、草が密集している場所では注意が必要です。散布中に草がノズルやホースに引っかかり、それを外そうと引っ張ると、ロック状態のまま液が出続けてしまいます。その結果、少量ですが液が飛び散ることがありました。
この点は作業時に意識して取り回しを工夫すれば回避できそうですが、最初は慣れが必要です。
- 蓋で計量できること
- ロック機構がついていること
この2点は説明画面でもわかるようにした方がいいと思う
今回の散布量と作業時間
3Lで今回の対象エリアをカバーできましたが、初めての散布だったためかかりムラはあると思います。残りは後日追加で散布予定です。
作業は、準備(長靴・長袖長ズボン・軍手・マスク着用)から計量→散布→洗浄→干す→着替えまで含めて約1時間。
真夏の暑い日でも、若ければ問題なくこなせる作業量でした。
ちなみに作業中は付属のバンドで肩にかけながら散布です。
今後の経過観察
今回は散布までで終了。効果の出方や枯れ方は、後日別記事で記録予定です。
今回使用した商品はこちらです
- KOSHIN HSー401ET
- 4リットル
- 一頭口
- 延長パイプ付き
- サンフーロン2リットル原液
