急に過去のリノベーション記事から現代に飛びました。なんだか前のこと書いてるのと並行して現代のことも書いていかないと追いつかないのです。
ということで庭の手入れ、さすがにやらなきゃと思って。
公道沿いの枝が道路にせり出していて、見た目にも分かりやすく荒れていたし、古継邸は田舎の集落にあるから、外からの印象ってほんとに無視できない。
誰に何か言われたわけじゃないけど、放っておいたらそのうち言われるだろうなという雰囲気もあり。
だから、まずはそこから手をつけることにした。
最初に家の大まかな図解をします

ものすっごい適当ですが、若干旗竿地のような感じになっています。敷地自体は正方形に近く平坦でもあり整備はしやすいはずです。紫部分はお気持ち程度の舗装がされていますがガタガタ+所々ぬかるみもあり今後駐車場にするため工事予定です。
そしてそれ以外、つまり赤い部分の何も記載されていない部分は全て手付かずの自然です。

作業前の様子
実際に作業を始める前の状態はこんな感じ。
木の枝が敷地の外にまで伸びていて、この道も多くはないけど人通りもあり歩く時にも邪魔。

道具のこと
今回使ったのは以下。
- マキタ 高枝チェーンソー(MUA200D)
- 地元のショップ購入39,600円
- マキタ ハンディチェーンソー+急速充電器+18V6A純正バッテリー(MUC150DRG)
- ネット購入49,045円
- BGフェイスガード(KM-YL08)
- ホームセンター購入998円
- K+遮熱冷感ナイロンフェイスカバーK25
- ホームセンター購入798円
- セフティー3ワンタッチエプロン高視認性
- ホームセンター購入1,958円
- アルミパイプホーク4本足
- ホームセンター購入3,828円
- 麦わら帽子&軍手
- 実家にあったやつ
ちなみに私、ブログ掲載にあたってネットで正式名書見たりしながら書いてます。
当然だけどネットの方が断然安い。
私の場合は実物が見たかったのと、Amazonや楽天で検索しても似たり寄ったりでわからなかったからとりあえずホームセンターのあるものの中から買いました。
よほど急ぎでなければネットで購入しよう。
最初はハンディチェーンソーを使ってみた。
ただ、葉やツルが絡んでうまく刃が回らず、思うように進まない。
途中で高枝チェーンソーに切り替えてみたところ、これが思いのほか快適だった。
購入するときに「ハンディは絡むけど、高枝はそうでもないよ」と言われていたのを思い出して、
そのとおりだなと納得した。理由は正直わからない。でも事実として、こっちの方がスムーズだった。
木を切っていると、上からタッパや木屑がかなり落ちてくる。
顔や首や服の中に入ってきて、集中力が削がれるので、フェイスガードとカバーは本当に重要だった。道具に関わる注意点
マキタ製品、最初に迷ったことの備忘録
私は今回の庭整備で、はじめてマキタの電動工具を使いました。
それまでマキタの製品は一切持っておらず、完全に初心者。
なので購入にあたっては、かなり下調べと比較を重ねました。
マキタ製品をネットで調べると、アマゾンや楽天などにたくさんの選択肢が出てきます。
同じ商品名でも「本体のみ」「バッテリー付き」「バッテリー+充電器付き」などバリエーションが多く、
何が付属しているのか、どれを買えばちゃんと使えるのかが非常に分かりづらい。
さらにややこしいのが、「バッテリー付き」と書かれていても、
そのバッテリーが何アンペアのものなのか、充電器は急速なのか普通なのかといった情報が、
商品ページによっては明確に記載されていないこと。
実際に私は、ハンディチェーンソー・バッテリー・充電器がセットになった商品を購入しました。
そのとき充電器が急速充電タイプなのか、通常のものなのかがはっきりせず、
どちらが届くのか分からないまま購入する形に。
結果的には急速充電器が届いたのですが、個人的にはバッテリーへの負荷を考えると、
通常充電のほうが安心感があったので、少し残念に感じました。
こういった経緯もあり、「やっぱり本体・バッテリー・充電器はそれぞれ別に購入して中身を把握しておいた方が確実」というのが、今のところの結論です。
ネット購入と保証の話
もうひとつ気になったのが、「保証」の扱いです。
店舗で購入した場合、保証書に記名してくれて、その場で保証対応も受けられることが多いですが、
ネット購入だと、保証書が同封されていても記入がなかったり、
販売元がどこか分かりにくく、実際に保証対応してもらえるのか不安な部分があります。
特にマキタのようなプロ仕様寄りの製品は、修理やメンテナンスを前提にしている部分もあるため、こうした保証まわりの不透明さは初心者にとってはハードルが高いなと感じました。
田舎での工具選びは「選択肢が少ない」という前提で
私は現在、田舎の古民家に暮らしています。
実際にマキタ製品を取り扱っている店舗というのは、それほど多くありません。
専門の電動工具店があったとしても、種類や在庫が限られていたり、値段が高めに設定されている場合もあります。
なので、ネットで探すしかないという現実もある。
ただしその分、バッテリーの互換性や保証内容はしっかり確認しておく必要があると思います。
まとめると、マキタを初めて買うときは:
- 本体・バッテリー・充電器の構成を明確にして買う
- セット内容を見極めるために“分けて買う”方が安心
- 保証の不明点を考慮して、可能なら店舗購入も検討
- 田舎暮らしの場合はネット購入前提だが、情報収集は丁寧に
というのが、私の体験から得た実感です。
整備した場所と世間の目
今回手を入れたのは、庭の中でもほんの一部。
母屋や畑ではなく、公道に面した敷地端のエリア。
枝が通路の上にかぶさっていて、道を歩く人の視界に自然と入る場所だった。
田舎という場所柄、こういうところは見られている。
誰も何も言わないけど、実際に見えてしまっているという事実がある。
まずはそこからやっておくことで、家に対する印象も変わると思っていた。
もう一度上の画像を見てください。
左側に色の違う青い部分があるでしょう。今回手をつけられたのはそこだけです。
怖いねー。
作業中の様子
途中でチェーンが外れたり、思っていた以上に枝が硬かったりして、
最初はかなりペースが悪かった。
でも1時間も経てば道具の扱いにも慣れてきて、作業効率が上がっていった。
実際に切った枝は、その場でまとめて敷地の奥に放っておいた。


感じたこといろいろ
枝の切り方ひとつにもコツがある。
細かく刻んでしまうと掃除が面倒になる。
ある程度太いところでまとめて切る方が、後の処理が楽だった。
服装の重要性も実感。
ゆるめの服だと木屑が入りやすくて不快だったし、ナイロン系のぴったりした服と長靴が快適だった。
作業後の話
庭作業は終わってからも続く。
汗や木屑でかなり汚れるので、うちでは離れを一時的な作業スペースにしている。
リノベーションで土間の範囲を縮めて、玄関ホールや縁側には無垢材を使っているので、
そっちに汚れたまま入るのは正直避けたかった。
こういう“汚れてもいい場所”があると本当に助かる。
作業を日常の中に組み込んでいくなら、こういう逃げ場が必要になると改めて思った。
整備後の状態
ひと通り剪定が終わった後の写真がこちら。
枝がなくなるだけで、全体の印象がずいぶん変わる。
ちなみに下の木はハンディの方で切った。


次は竹
次に手をつけたいのは、母屋の正面にある竹のスペース。
見た目はそこまででもないけど、竹は地下で根を広げているから、普通に切るだけじゃおさまらない。
除草剤はあまり使いたくないけど、ここに限っては検討中。
専門の業者に相談してから、どうするか決める予定。
少しずつでも手を入れれば、ちゃんと変わっていく。
広い庭の整備は一気には進まないけど、こうして一つ終えると、「次もやろう」という気持ちになる。